EXHIBITIONS
Drawingー線たちは出会うー
第15回アーティスト・イン・スクール 安部典子(美術家)×川口市立並木小学校6年生96人
川口市立の小中学校にアーティストやデザイナーを講師として派遣し、図工・美術の時間に特別な授業を行うプログラム「アーティスト・イン・スクール」。1~2ヶ月授業のなかで生まれる児童・生徒と講師との深い交流を通じて、互いの想像力・創造力・コミュニケーション力を育みあうことを目的としている。
本プログラムは、川口市立アートギャラリー・アトリアがコーディネーターを務め、毎年1校1学年を対象として継続。2020年度はコロナ禍で中止となり、1年ぶりの開催となる今回で第15回となる。
今年は講師に美術家の安部典子を迎え、川口市立並木小学校6年生3クラスの児童たちが一緒に制作を行った。全5日間の図工の授業では「線でみつける」をテーマに、講師の制作手法である線のドローイング・カッターワークに挑戦し、児童一人ひとりが、シンプルな線から生まれる自分らしいカタチをみつけ、表現することを目指した。
その成果を披露する本展「Drawingー線たちは出会うー」では、授業の記録とともに、児童全員の作品を展示。また「発話する線」と題した安部の展示スペースでは、過去の作品とともに、授業を構想・実施する段階で生まれたインスタレーションを公開する。
安部は1967年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、2004年に渡米。現在、ニューヨークと深谷市を拠点に活動している。1999年より、線を引く/カットする行為によって平面と立体を行き来する「カッティングプロジェクト」を開始。フリーハンドで紙を1枚ずつ切り、幾重にも積み上げることで生まれるカタチは、人工と自然のイメージをも行き来する。作品はニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館、うらわ美術館などに収蔵されている。
本展は、長く海外を活動拠点としてきた安部の、新作を間近に鑑賞できる機会ともなる。
本プログラムは、川口市立アートギャラリー・アトリアがコーディネーターを務め、毎年1校1学年を対象として継続。2020年度はコロナ禍で中止となり、1年ぶりの開催となる今回で第15回となる。
今年は講師に美術家の安部典子を迎え、川口市立並木小学校6年生3クラスの児童たちが一緒に制作を行った。全5日間の図工の授業では「線でみつける」をテーマに、講師の制作手法である線のドローイング・カッターワークに挑戦し、児童一人ひとりが、シンプルな線から生まれる自分らしいカタチをみつけ、表現することを目指した。
その成果を披露する本展「Drawingー線たちは出会うー」では、授業の記録とともに、児童全員の作品を展示。また「発話する線」と題した安部の展示スペースでは、過去の作品とともに、授業を構想・実施する段階で生まれたインスタレーションを公開する。
安部は1967年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、2004年に渡米。現在、ニューヨークと深谷市を拠点に活動している。1999年より、線を引く/カットする行為によって平面と立体を行き来する「カッティングプロジェクト」を開始。フリーハンドで紙を1枚ずつ切り、幾重にも積み上げることで生まれるカタチは、人工と自然のイメージをも行き来する。作品はニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館、うらわ美術館などに収蔵されている。
本展は、長く海外を活動拠点としてきた安部の、新作を間近に鑑賞できる機会ともなる。