EXHIBITIONS
中島りか 個展「I tower over my dead body.」
ロンドンの芸術大学を卒業し、現在は東京を中心に活動するアーティスト・中島りかの初個展「I tower over my dead body.」が、代々木のTOHで開催される。本展にはFL田SHの吉田山が協力。
中島は1995年愛知県生まれ。ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アーツで現代美術を学び、2018年に卒業。19年に東京藝術大学大学院に入学。リミナリティと中間性の概念に興味を持ち、公的なものと私的なものの間の非二元的な関係を作品を通して探る。その作品は、サイトスペシフィックなインスタレーションからパフォーマンス、都市空間へのパブリックな介入まで、一定のメディアに限らず複数の形態をとる。
また中島は、身体やアイデンティティの社会的構築を指し示すジェスチャーを通して、アートのカタルシス的機能を模索。作品上のテキスト、サイン、シンボルといった記号の使用は、視覚的なストーリーの語り方として、個人的な経験と公的な生活の領域の間の複雑なつながりを明らかにする手段として、支配的な知識と権力の体制に対する小さな抵抗の美しさへのアプローチとして機能する。
タロットカードの「The Tower / 塔」の意味を展覧会のステイトメントする本展では、1時間に1名のみが体験できる、塔のカードを題材とした参加型作品《セラピー》を中心としたインスタレーションを発表する(体験型作品は要予約)。プライベートの拡張をテーマとしたパフォーマンス作品やグループ展の参加、美術館ではキュレーション展を手がけるなど、意欲的に活動してきた作家初の個展に注目してほしい。
中島は1995年愛知県生まれ。ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アーツで現代美術を学び、2018年に卒業。19年に東京藝術大学大学院に入学。リミナリティと中間性の概念に興味を持ち、公的なものと私的なものの間の非二元的な関係を作品を通して探る。その作品は、サイトスペシフィックなインスタレーションからパフォーマンス、都市空間へのパブリックな介入まで、一定のメディアに限らず複数の形態をとる。
また中島は、身体やアイデンティティの社会的構築を指し示すジェスチャーを通して、アートのカタルシス的機能を模索。作品上のテキスト、サイン、シンボルといった記号の使用は、視覚的なストーリーの語り方として、個人的な経験と公的な生活の領域の間の複雑なつながりを明らかにする手段として、支配的な知識と権力の体制に対する小さな抵抗の美しさへのアプローチとして機能する。
タロットカードの「The Tower / 塔」の意味を展覧会のステイトメントする本展では、1時間に1名のみが体験できる、塔のカードを題材とした参加型作品《セラピー》を中心としたインスタレーションを発表する(体験型作品は要予約)。プライベートの拡張をテーマとしたパフォーマンス作品やグループ展の参加、美術館ではキュレーション展を手がけるなど、意欲的に活動してきた作家初の個展に注目してほしい。