松野真知 個展「Always Fresh, Always the Same いつも新鮮、いつも同じ」

　GALLERY SOAPでは、酪農家でありアーティストとして活動する松野真知の個展「Always Fresh, Always the Same いつも新鮮、いつも同じ」を開催している。11月28日まで。

　松野は1983年福岡県生まれ。2010年名古屋芸術大学美術学部卒業。酪農を営み、そこから日々生活していくなかで見えてくるものの関わりを見続けている。主な展覧会に、「宇部現代美術展 outer scape｜外茎」（渡辺翁記念館、山口、2017）、「山口 盆地考-吹きくる風が-」（中原中也記念館、山口、2018）、「あいちトリエンナーレ大学連携プロジェクト『批評する身体：メディアと社会と表現と』」（アートラボあいち、名古屋、2018）など。

　松野は自身の制作について、「人のつくるものほど強烈なものはなく、そこで私は生きていくことへの有象無象の疑問と物事のやり切れなさを多元的に抱えていることが表現の動機ともなっている」とコメントしている。

　なお本展は、「やはたアートフォレスト2021〜パレットの樹〜 関連企画『遠賀川神話の芸術祭 2021』」（〜11月28日）の一環として開催される。