「ドライポイント」と「カービング」。鴻池朋子が2つのアプローチによる作品を発表
「現代の神話」をテーマに制作する鴻池朋子の個展がGallery KIDO Pressで開催される。ドライポイントとカービングという2つの異なる技法で制作した版画作品を発表する。会期は2018年3月7日〜4月15日。
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鴻池朋子は1960年秋田県生まれ。絵画、彫刻、アニメーション、絵本など多様な表現を用いたインスタレーションで、「現代の神話」をテーマに制作、発表してきた。近年では、2016年に群馬県立近代美術館、新潟県立万代島美術館で個展を開催、「奥能登国際芸術祭2017」に参加し、断崖絶壁を舞台にしたインスタレーションを発表するなど精力的な活動を続けている。
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本展では、ドライポイント(銅版画)とカービング(板彫刻)という2つのアプローチから制作された作品を発表。対照的な表現によって生み出された、鴻池による独特の世界観を紹介する。