2017.2.10

本とスカーフがアートに、異業種が協働する「川」展が開催

「torch press」網野奈央と、「ditto」佐々木奈美と3人の作家がコラボレーションする展覧会「川 - 角田純+大原大次郎+金氏徹平 by torch press + ditto + Satoko Oe Contemporary」が、サトコオオエコンテンポラリー(東京・清澄白河)で2月11日より開催される。

金氏徹平 Ghost Buildings (Characters) 2017 紙にスプレーペイント 29.7x29.7cm the artist Courtesy of Satoko Oe Contemporary
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 本企画は、インディペンデント・ブックレーベル「torch press」にてアートブックを手がける網野奈央と、さまざまなジャンルで活躍するクリエーターのアートをスカーフにし、それらをアート作品として販売するプロジェクト「ditto」を行う佐々木奈美にフォーカス。普段はアーティストの陰に隠れているが、独自の関わり方をしている2人に焦点を当て、アーティストと協働してコマーシャル・ギャラリーの空間を築いていくというもの。

 本展では、網野と佐々木、そして同ギャラリーの大柄聡子が各1名ずつ候補アーティストを選出し、3名のアーティストが印刷物やスカーフといったマルチプル作品を1点制作し、展示する。

 参加作家は、コラージュ的手法で立体作品を制作する金氏徹平、タイポグラフィを基軸としたデザインや映像作品を手がける大原大次郎、アートディレクターとしても活動する角田純の3組。なお、本企画から生まれたdittoのスカーフは、期間限定で受注販売される。