画家・須藤由希子が見つめた「晩秋の雑草」。鉛筆と水彩を用いた繊細なドローイングをTake Ninagawaで発表
今年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で展示を行い、注目を集めた画家の須藤由希子。今回、東京・東麻布のTake Ninagawaで開催される個展では、「晩秋の雑草」を描いたドローイングシリーズを紹介する。会期は2019年1月12日〜2月9日。
須藤由希子は1978年神奈川県生まれの画家。2001年に多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻を卒業後、現在も神奈川県を拠点に活動を行っている。
07年には、東京オペラシティによる若手絵画の作家を紹介する企画展シリーズ「project N」でも展示を行った須藤。近年は個展「一戸建て」(Take Ninagawa、東京、2017)を開催しているほか、「トーキョーワンダーウォール公募2010 入選作品展」(東京都現代美術館、東京)、「メグロアドレス―都会に生きる作家」(目黒区美術館、東京、2012)、「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」(国立国際美術館、大阪、2014)といった話題のグループ展にも参加してきた。18年には、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で展示を行い、さらにその注目を集めた。
今回、東京・東麻布のTake Ninagawaで開催される個展では、「晩秋の雑草」を描いた、紙に鉛筆と水彩によるドローイングシリーズを見ることができる。