2019.1.8

名和晃平の大作《Throne》。その新作エディション作品が銀座 蔦屋書店で発表へ

現在、パリのルーヴル美術館にあるガラスのピラミッドで展示されている名和晃平の巨大立体作品《Throne》。そのエディション作品が、GINZA SIX内の銀座 蔦屋書店イベントスペース「GINZA ATRIUM」で発表される。会期は2019年2月5日〜11日。

名和晃平 Throne 2018 Photo by Nobutada OMOTE | SANDWICH © Pyramide du Louvre, arch. I. M. Pei, musée du Louvre
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 アーティスト・名和晃平が、日仏合同プロジェクト「ジャポニスム 2018」公式企画の一環として、フランス・パリのルーヴル美術館にあるガラスのピラミッドで発表した巨大立体作品《Throne》

 高さは10m以上のこの作品は、曲線と直線が複雑に混ざり合った造形をしており、玉座を意味する「Throne」には「権力や権威の象徴」という意味が込められている。

ルーヴル美術館で展示されている《Throne》

 そしてこの度、銀座 蔦屋書店内の「GINZA ATRUIM」では「Throne -Louvre Pyramid-」展が開催。《Throne》の記録映像に加え、新作エディション作品が発表される。

 なお会期前日の2月4日には、名和晃平の活動と彫刻シリーズの展開を豊富な写真資料と評論のテキストと共に収録したアートブック『METAMORPHOSIS(メタモルフォシス)』が、蔦屋書店オリジナル作品集として刊行。2011年以降の作品を中心に150点以上が収録されており、数量限定マルチプルを加えた特装版も刊行される。

 作品集とエディション作品で、名和晃平の世界を銀座で楽しみたい。