YCAMが最先端のサウンド・アートをお届け。伝統とテクノロジーの間に生まれる新たな可能性とは?
山口情報芸術センター[YCAM]による、国内外の最先端のサウンド・アートや音楽表現を紹介するライブコンサートシリーズ「sound tectonics(サウンド・テクトニクス)」。その第24弾となる「MYSTIC RHYTHM」では、Senyawa(スニャワ)と西原鶴真の2組によるパフォーマンスを披露する。
山口情報芸術センター[YCAM]では、国内外の最先端のサウンド・アートや音楽表現を紹介するライブコンサートシリーズ「sound tectonics(サウンド・テクトニクス)」を行ってきた。その第24弾となる「MYSTIC RHYTHM」が、9月9日にYCAMの公式ウェブサイト上で開催される。
YCAMは、オーストリアのリンツで毎年開催されている世界最大規模のメディア・アートの祭典「アルス・エレクトロニカ・フェスティバル」に参加。本企画は、その一環としてオンラインでの開催となった。
今回は、現代的なオーディオ・テクノロジーと伝統的なサウンドとの間に生まれる新たな可能性をテーマに、Senyawa(スニャワ)と西原鶴真の2組によるパフォーマンスを披露。
Senyawaは、インドネシアを拠点に音楽的かつ民俗的な伝統からの影響を受けた実験音楽を展開するアーティスト・ユニット。伝統音楽と実験音楽、双方の境界線を押し広げるような活動を展開している。
いっぽう西原は、実験的なノイズと薩摩琵琶の伝統を兼ね備えた独自のスタイルで知られるミュージシャン。琵琶古典の弾き語りに加え、クラシックやエレクトロ、ノイズを用いたオリジナル作品や現代アートなど様々なジャンルとのコラボレーションを行ってきた。この2組の交差は、世界中の観客にユニークな体験をもたらすだろう。