6シーズン連続でLOEWEとコラボレーション。fumiko imanoの個展がKOSAKU KANECHIKAで開催
写真を中心とした活動を行うアーティスト、fumiko imanoの個展「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は10⽉17⽇~11⽉21⽇。
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2018年春夏コレクションより、6シーズン連続でLOEWEとコラボレーションしていることで注目を集めるアーティストのfumiko imano。その個展「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は10⽉17⽇~11⽉21⽇。
これまでにimanoは、ロンドンやフランス、ベルリン、香港、東京、アイスランドなど世界各地で展覧会を開催。『We Oui!』(2017、Little Big Man Books)をはじめ、多数の作品集を発⾏するほか、雑誌でも活躍している。2020年9⽉にリリースされたLOEWEのパブリケーション最新号『Publication #32』でも作品を発表した。
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代表作は、35ミリカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双⼦のモチーフに仕上げるフォトモンタージュのシリーズだ。その無邪気でノスタルジックな家族写真⾵のイメージは、いっぽうで、ハサミで切ってつなぎあわせたラインによって虚構であることがはっきりと示される。デジタルの時代にあえて⼿作業でシンプルにつくられるimanoのフォトモンタージュは、遊び心あふれるものでありながらアイデンティティについての冷静な洞察でもある。
本展では、16年から海外で撮り溜めてきた作品や、今年に⼊ってから⾃宅周辺で撮影した作品などからセレクトした約30点の作品で構成される。これまでほとんど発表してこなかったモノクロームを⾚い⽷で縫い付けた作品も並ぶという。
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