山口歴の個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」が渋谷と銀座の2会場で開催。初の立体作品や写真家とのコラボレーションも
世界的に活躍の幅を広げる山口歴の個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」が銀座と渋谷で同時開催される。会期はGINZA SIXの銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMが8月30日～9月14日、渋谷PARCOの「OIL by 美術手帖」が8月27日～9月6日。
ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するアーティストの山口歴。世界的に活躍の幅を広げる山口の個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」が銀座と渋谷で同時開催される。
山口は1984年東京都生まれ。絵画表現における基本的要素「筆致／ブラシストローク」の持つ可能性を追究した作品群を展開し、代表的な作品シリーズ「OUT OF BOUNDS」では、筆致範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆致の形状自体をそのまま実体化する手法を試み続けている。
今回の個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」のテーマは、孤独の声に耳をすますことで自身の心が届けてくれた心象風景、そして自身や自然、地球や宇宙に流れるエネルギーだ。GINZA SIXの銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM（8月30日～9月14日）と、渋谷PARCOの「OIL by 美術手帖」（8月27日～9月6日）で開催される。
過去最大級となる新作2点に加えて、自然や人間が存在するために不可欠な太陽の現象「プロミネンス」のエネルギーを表現した初の立体作品《PROMINENCE NO.1》や、写真家の瀬尾宏幸、伊丹豪とコラボレーションした《ENERGY FLOW》など、すべてが新作となる。
なお、今回は《PROMINENCE NO.1》のエディション作品と、写真家・瀬尾宏幸、伊丹豪とのコラボレーションとなる新作エディション《ENERGY FLOW》の抽選申し込みをアートEC「OIL by 美術手帖」で実施する。