草間彌生の内面からあふれ出たもの。草間彌生美術館で「心の中の詩」開催
東京・早稲田の草間彌生美術館は、3月3日より9回目となる展覧会「心の中の詩」を開催。草間彌生の内からあふれ出すイメージの数々や心の葛藤を映し出した多様な作品を展覧する。
東京・早稲田の草間彌生美術館は、次回展として展覧会「心の中の詩」を開催する。会期は3月3日〜8月28日。
草間彌生は幼時の幻覚や内面に湧き上がるヴィジョンなど、きわめて個人的な体験を創作の源泉としてきた。草間は作品をつくることは「もっぱら自分の内面の問題」であると語っており、心の中におきる感動や欲求をありのままに表現してきた。
本展では、こうした草間の内側からあふれ出たイメージの数々や心の葛藤を映し出した多様な作品を展覧するもの。初期の日本画・油彩・水彩・パステルなどの平面作品をはじめ、有機的なフォルムの集積にイメージの連続性を見ることができる立体作品、自身の幻覚体験を基にしたインスタレーションなどによって構成される。また、草間が近年取り組んでいる最新の大型アクリル絵画シリーズ「わが永遠の魂」もあわせて展示される。