バリー・マッギーが描き出す「今」。ワタリウム美術館で10年ぶりの展覧会を開催
「TWIST」のタグネームでも知られるグラフィティ・アーティストのバリー・マッギーが、パートナーのクレア・ロハスとともにワタリウム美術館で展覧会を開催中。会期は6月24日〜10月15日。
バリー・マッギーは1966年サンフランシスコ生まれ。「TWIST」というタグネームでも知られ、グラフィティ・アーティストとしてストリートで活躍するほか、サンフランシスコ近代美術館やベネツィア・ビエンナーレなど世界各地で展示を行っている。日本では、7月22日から宮城県石巻市で開催される「Reborn-Art Festival 2017」にも参加する。
ワタリウム美術館での展覧会は、2007年に続き2回目。本展では、マッギーの新作大型インスタレーションのほか、マッギーのパートナーであるアーティストのクレア・ロハスの作品も合わせて展示。また、2人が現地で制作したコラボレーション作品も登場する。
アメリカ社会が大きく揺れ動き、世界中の都市に緊迫した空気が流れる今、ストリートに自由を求めて制作を続けてきたバリー・マッギーが東京で発表する新作に注目が集まる。