佐々木愛が描く風景と物語のあいだ。黒部市美術館で個展開催
記憶をもとに絵画を描き、独自の世界観をつくり出す佐々木愛が、黒部市美術館で個展を開催する。会期は9月16日〜12月17日。

佐々木愛は1976年大阪府生まれ。2001年に金沢美術工芸大学美術学部デザイン科視覚デザイン専攻を卒業。10年にはポーラ美術振興財団在外研修生としてオーストラリアに派遣された。近年、国内では「あいちトリエンナーレ2016」に参加。ドローイングやスケッチ、油彩画、銅版画などの平面作品のほか、砂糖を用いた壁画作品を制作している。



佐々木が関心を寄せるのは様々なメディアにおける場所や風景の記録と自分の記憶とのズレ。本展では、記憶をもとに描いた絵画作品と、立山黒部近隣を描いた新作を交えながら展示する。