ヴィヴィアン・サッセンが日本で2度目の個展開催。新作で女性性の「豊かさ」を表現
ファッションフォトグラファーとして有名ブランドのキャンペーンなどを手がけるいっぽう、作家としても活動するヴィヴィアン・サッセンの個展が、恵比寿・G/P galleryで開催されている。会期は11月25日まで。
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1972年生まれのヴィヴィアン・サッセンは、幼少期を南アフリカで過ごし、現在アムステルダム在住。大学でファッションデザインと写真を学んだ後、ファッションフォトグラファーとして活動し、雑誌『Purple』『Dazed & Confused』などの撮影や、ミュウミュウ、ルイ・ヴィトンなどのブランドのキャンペーンを手がける。同時に作家としても活躍の場を広げ、美術館や国際展での展示を多数行っている。
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2015年に続き2度目の日本での個展となる本展では、「泥なきところに蓮華は咲かぬ(泥中の蓮)」ということわざからインスピレーションを得た新作シリーズ「Of Mud and Lotus」からセレクトした作品を展示。女性性という原始的な概念が持つ「豊かさ」を、コラージュや自身の手で彩色された写真などを用い、緊張感のある色彩とテクスチャーによって多層的に表現する。
また、日本で2冊目の写真集となる『Of Mud and Lotus』も同時に刊行される。
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