ライゾマティクスと山口一郎も共演。ファッションブランド「アンリアレイジ」を紐解く展覧会が開催
デザイナー・森永邦彦によって2003年に設立されたファッションブランド「アンリアレイジ(ANREALAGE)」に迫る展覧会「A LIGHT UN LIGHT」がパルコミュージアムで開催される。会期は11月9日〜26日。
デビュー以来、「服を通じて、日常(A REAL)と非日常(UN REAL)への気づきを同時に喚起する」というテーマに取り組んできたファッションブランド「アンリアレイジ(ANREALAGE)」。
2014年にコレクション発表の場をパリに移し、光(A LIGHT)と影(UN LIGHT)の一対を手がかりに、ファッション史が紡いできたストーリーを根底から刷新する、さらに高次な挑戦をグローバルに展開している。
そんなアンリアレイジの”パリ以降”を、「SHADOW」「LIGHT」「REFLECT」、そして最新の「POWER」の4つのコレクションにフォーカス。光は洋服にとって避けるべき存在とされるが、本展では光を洋服に結びつけ、その概念を揺らすべく向き合ってきた格闘を展示する。
また、インタラクションデザインとしてアーティスト、デザイナー、エンジニアからなる集団「ライゾマティクスリサーチ」、サウンドディレクションにサカナクションの山口一郎とNFの青山翔太郎を迎え、コラボレーションした作品も紹介。さらに展覧会会場では、デザイナー・森永邦彦が紡ぐ言葉と、写真家・奥山由之の写真を一冊にした『A LIGHT UN LIGHT』を先行販売する。
なお本展は、18年にロサンゼルスでの開催が決定しており、その後も世界各都市を巡回予定。