日本のギャラリーで初の個展。デイヴィッド・シュリグリーがユーモアあふれるドローイングを展示
現在水戸芸術館で個展を開催中のデイヴィッド・シュリグリーが、11月2日よりYumiko Chiba Associatesでも個展を開催する。会期は12月22日まで。
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ダブルミーニングや厭世観など、独特のユーモアを込めた作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー(1968〜)は、ポストYBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)世代を代表する作家の一人。現在は日本の美術館で初めての個展「ルーズ・ユア・マインドーようこそダークなせかいへ」を水戸芸術館で開催中だ。
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© David Shrigley. Courtesy of Anton Kern Gallery, New York; BQ, Berlin; Nicolai Wallner, Copenhagen; Stephen Friedman Gallery, London With thanks to Mayor of London and Arts Council England
この展覧会に加えて、11月2日からは、東京・新宿のYumiko Chiba Associatesでも個展を開催。本展は日本のギャラリーで初の個展となる。
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美術界だけでなく、音楽やファッション、書籍など多分野で活動するシュリグリー。今回は、その作品のなかでもよく知られているドローイングにフォーカス。2014年に行った、ロンドンで話題のカフェ「Skech」の空間全体を使った大規模なドローイングインスタレーションシリーズの新作を紹介する。
本展では、思わず笑ってしまうような、ユーモアと風刺に満ちた独自の作品世界を楽しむことができる。
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