東京藝術大学に「藝大アートプラザ」がオープン。小学館と共同事業で学生の作品を販売
東京藝術大学は10月2日、同大上野キャンパス内に「藝大アートプラザ」をオープンさせた。これは、同大開学以来初の共同事業となり、小学館とともに運営する。
小学館と東京藝術大学(以下、藝大)が、共同事業として運営するギャラリー・ショップ「藝大アートプラザ」を藝大上野キャンパス内にオープンさせた。
「藝大アートプラザ」は、図書館棟を改装して開店したもので、一般にも開かれているショップ。藝大の学生をはじめ、教職員、卒業生の作品を中心に展示・販売。そのほか共同企画品、お土産品、チケットや書籍なども展開する。
小学館はこれまで日本初の大型美術全集の刊行など、長年にわたり芸術関連書籍の出版を手掛けてきた実績がある。同ショップでは、小学館のノウハウと、日本で唯一の国立総合芸術大学として教育研究活動を展開してきた藝大のリソースを結びつけ、広く社会に開かれた場となることを目指すという。
なお、藝大アートプラザはギャラリー機能も備えており、10月28日までは「藝大日本画展」を開催中。日本画研究室教員による扇画など、新作を中心とした展示が行われている。