アートフェア東京2019、個展形式の「Projects」に磯村暖やアレックス・ダッジら12人が登場
今年で14回目の開催を迎えるアートフェア東京は、ギャラリーが個展形式でひとりのアーティストを紹介する「Projects」のラインアップを発表した。
日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京2019」。この一角をなす「Projects」の参加作家が公表された。
同フェアには、国内外で活躍する138のギャラリーや美術商が出展する「ギャラリーズ」のほかに様々なセクションがあり、「Projects」は注目すべき作家を個展形式で発表するブースセクションだ。
国内外で精力的に活動している12軒の出展ギャラリーが、それぞれに趣向をこらしアーティストの世界観を6平米のブースで展開する。
TAV GALLERYからは、香取慎吾の呼びかけによるグループ展「NAKAMA de ART」に参加したことでも知られる磯村暖が参加。「分断」と「トランスファー」をテーマに、ステンレスパネルに描かれた絵画作品などを展示する。
またHAGIWARA PROJECTSは、色やかたちといった絵画の基本要素についての考察をもとに、彩度の高い色を使ったストライプや円が重なった構図を描く今井俊介を紹介。近年、ファッションブランドとのコラボレーションや大型壁面作品など様々な展開を見せる今井の、新展開となる新作絵画を発表するという。
Maki Fine Artsからはニューヨーク在住のアーティスト、アレックス・ダッジが参加。ダッジはレーザーカットステンシルを用いて、絵具をキャンバスに押しつける手法で作品を制作しており、同フェアが日本初展示となる。
なお参加ギャラリー(参加作家)の全ラインアップは以下の通り。TAV GALLERY(磯村暖)、Wooly & CLEAR GALLERY(中瀬萌)、Takashi Someya Gallery(主人公)、木之庄企畫(山田航平)、四季彩舎(瀬戸優)、ex-chamber museum(小野川直樹)、TALION GALLERY(小泉圭理)、HAGIWARA PROJECTS(今井俊介)、Maki Fine Arts(アレックス・ダッジ)、JINEN GALLERY(戸賀崎珠穂)、COMBINE/BAMI gallery(宮本大地)、Gallery花影抄(佐野藍)。