ユニクロとMoMAが協働。Tシャツデザインコンペティション「UTGP」、グランプリには賞金約323万円
日本を代表するアパレルメーカーのユニクロによるTシャツデザインコンペティション「UT GRAND PRIX」の15回目の作品公募が始まっている。今回は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)との協働により、世界的に著名なアーティストを特別審査員に迎えるという。募集期間は10月15日まで。
日本を代表するアパレルメーカーのユニクロが、2005年にスタートしたTシャツデザインコンペティション「UT GRAND PRIX」(UTGP)。年齢や性別、国籍、プロ、アマチュアなどを問わず、すべての人々が参加できる取り組みとして、世界中の才能あふれる想像力豊かな人材を応援している。
過去には『スター・ウォーズ』『MARVEL』『任天堂』『ポケモン』など、世界中で愛される話題性の高いテーマを掲げ、多数の応募のなかから選ばれたデザインを商品化し、実際に全世界で販売してきた。その15回目となる「UT GRAND PRIX 2020」のテーマは「DRAW YOUR WORLD」。現在、全世界で作品公募が行われている。募集期間は10月15日まで。
「DRAW YOUR WORLD」というテーマには、Tシャツを真っ白なキャンバスとして「あなたの世界を自由に描いてほしい」という願いが込められる。なお今回は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)との協働により、世界的に著名なアーティストを特別審査員に迎えるという。
グランプリ受賞者には、本コンペティション史上最高金額である賞金3万USドル(約323万円)が授与されるとともに、上位3位作品の受賞者をニューヨーク近代美術館(MoMA)内のミュージアムショップで開催される授賞式に招待。その際に、入選したTシャツデザインがショップ内で展示される予定だ。
また入選したデザインは、ユニクロの20年春夏UTコレクションとして、全世界のユニクロ店舗およびオンラインストアで販売。メンズ・ウィメンズのフルラインナップで展開される。その他詳細は公式サイトを参照してほしい。