アップリンク京都、オープニング企画で113本超の映画を一挙上映。ホドロフスキー特集も
4月16日に京都市中京区の複合施設「新風館」地下1階にオープンする映画館「アップリンク京都」がオープニング企画を発表。「見逃した映画特集 in KYOTO」と題し、113本を超える映画を一挙上映するほか、展覧会も行う(5月28日追記:アップリンク京都は6月11日に開館)。
4月16日(*)に京都市中心部に開館する「新風館」地下1階に、映画館「アップリンク京都」がオープン。オープニング企画では、113本超の映画を一挙上映する特集などを実施する。
アップリンク京都は、「レッド」「レインボー」「抹茶」「ストライプ」というそれぞれ異なるデザインコンセプトを持った4スクリーンで構成。国内屈指の音響メーカーである田口音響研究所が「アップリンク吉祥寺」のために開発した平面スピーカーを全スクリーンに導入する。
気になるオープニング企画では、歴代カンヌ最高賞から短編インディーズまで、いま観るべき世界の映画113本超を一挙上映する「見逃した映画特集 in KYOTO」を4月17日~5月28日の期間で実施。『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』(2017)や『We Margiela マルジェラと私たち』(2018)、『デヴィッド・リンチ:アートライフ』(2017)などアート系ムービーもラインナップには含まれている。
また、このなかでは映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーの新作にして集大成である『ホドロフスキーのサイコマジック』(2019)公開記念として、「アレハンドロ・ホドロフスキー監督特集」も開催。『ホドロフスキーの虹泥棒』など5作品を上映する。
加えて、新風館1階のポップアップスペースでは 、「アップリンク京都」のギャラリーと連動した写真展「アニエスベー:写真家、アーティストとカーディガンプレッション / ...des photographes...des artistes et le cardigan pression」(~4月30日)を開催。同展では、アニエスベーのアイコニックアイテムのひとつである「カーディガンプレッション」をテーマに、デヴィッド・リンチなど14ヶ国のアーティストが40×60cmに統一された大きさで自由に撮り下ろした作品約30点が展示される。
*──4月7日追記:5月21日まで開館を延期することが発表。本来の開業日である4月16日には「無観客上映イベント」を実施。アップリンク代表の浅井隆が館内を案内し、アップリンクの公式Twitterで生配信する。
*──5月28日追記:開館日は6月11日に決定。