「CADAN有楽町」が丸の内の国際ビルに移転して再始動。移転記念展を5月から開催へ
一般社団法⼈日本現代美術商協会(CADAN)によって設立されたギャラリースペース「CADAN有楽町」が、丸の内仲通りに面した国際ビルに移転する。⻘山|目黑とANOMALYによる共同企画の移転記念展が5月14日〜6月2日に開催される。
2020年夏、一般社団法⼈日本現代美術商協会(CADAN)が東京・有楽町にオープンした初となるリアルスペース「CADAN有楽町」。同スペースが丸の内仲通りに面した国際ビルに移転し、再始動することが発表された。
ギャラリーの活動を一般の人々によりよく知ってもらうため、オフィス街とアートが交差する刺激的な場を目指して2020年に設立されたCADAN有楽町。今回はさらにパワーアップし、展示スペースを3つ擁するほか、若手作家をフィーチャーするウィンドウギャラリーも設けるという。今後は3週間ごとの期間でCADANのメンバーギャラリーによる企画展を開催していく。
移転記念展としては、⻘山目黒とANOMALYによる共同企画展が5月14日〜6月2日の会期で開催。金田実生、小林耕平、森田浩彰、ハビマ・フックスといった4人の未発表作と新作が展示される。
今回の移転に際し、CADAN代表理事・山本裕子(ANOMALY代表)は次のようなコメントを寄せている。「日本随一のオフィス街のド真ん中で、様々なギャラリーがアーティストと協働し作品を発表する場に、是非立ち会っていただければと思います。もちろん作品をコレクションすることもできますので、お気軽に扉を開けてください」。