国内最大級の学生向けアートコンペ「CAF賞2019」の受賞者が決定。入選作品展も開催中
前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団が実施する、日本全国の学生を対象としたアートコンペ「CAF賞」。その入賞作品展が10月1日~6日の6日間、東京・代官山のヒルサイドフォーラムにて開催中だ。展覧会初日には、同会場で最終審査と表彰式が行われ、5名の受賞者が発表された。
株式会社ZOZOファウンダーの前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団。現代美術の普及と発展、若手アーティストの活動支援を目指すこの財団が主宰する、学生対象アートコンペ「CAF賞」ファイナリストによる作品展が、10月1日~6日にわたって、東京・代官山のヒルサイドフォーラムにて開催中だ。
展覧会初日の10月1日に同会場で最終審査と表彰式が行われ、5名の受賞者が発表された。受賞者は以下の通り。
最優秀賞:サカイケイタ(武蔵野美術大学大学院)
白石正美審査員賞:山口由葉(東京藝術大学大学院)
藪前知子審査員賞:敷根功士朗(東京藝術大学大学院)
齋藤精一審査員賞:油原和記(東京藝術大学大学院)
海外渡航費授与者:平瀬ミキ(情報科学芸術大学院大学)
開催期間中には、スマイルズの遠山正道が代表を務める株式会社「The Chain Museum」が開発したアーティスト支援アプリ「ArtSticker」にて、入賞者12名の作品を公開することが決定。
来場者がアプリを通し、気に入った作品には「スティッカー」を付与することができ、最も多くのスティッカーが送られたアーティストには「ArtSticker PRIZE」が贈られる。そして、The Chain Museumより、その合計額(CAF賞2019入賞作品展終了時点)と同額がスティッカーにて進呈される。
本賞の大きな特徴のひとつが、副賞として授与される個展開催の権利。昨年の「CAF賞2018」で最優秀賞を獲得した東京藝術大学大学院在籍の根本祐杜が、副賞として個展を開催する。会期は2020年1月11日より10日間、東京・南青山のAoyama Studio164にて開催予定。期間中には、ゲストを迎え入場無料のトークショーも数回開催予定のため、こちらもチェックしてほしい。