国内最大級の学生向けアートコンペ「CAF賞2019」のファイナリスト12名が決定。作品展は10月開催へ
前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団が実施する、日本全国の学生を対象としたアートコンペ「CAF賞」。開始から6回目となる今年度のファイナリストに選ばれた12名による展示が東京の代官山ヒルサイドテラスで開催される。会期は10月1日〜6日。
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ZOZO代表取締役社長・前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団。現代美術の普及と発展、若手アーティストの活動支援を目指すこの財団が主宰する、学生対象アートコンペ「CAF賞」ファイナリストによる作品展が行われる。
高校、大学、大学院、専門学校の学生を対象とした「CAF賞」は2014年にスタートし、これまでに川内理香子(第1回審査員賞)、井田幸昌(第3回審査員賞)、木村翔馬(第4回最優秀賞)をはじめ、多くの若手アーティストの活躍のきっかけとなる場を提供してきた。
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6回目となる今回の「CAF賞2019」は昨年に続き、SCAI THE BATHHOUSE代表の白石正美、東京都現代美術館学芸員の藪前知子、ライゾマティクスの齋藤精一が審査員を務め、最優秀賞1名・審査員特別賞3名の、合計4名の学生が選出される。
前回を大きく上回る応募のなかから今回、書類審査、実作審査を通過したのは、浅野ひかり、東弘一郎、新井浩太、加藤広太、木下理子、木村桃子、サカイケイタ、敷根功士朗、原本悠、平瀬ミキ、山口由葉、油原和記の12名。
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入選作家による絵画、彫刻、映像、インスタレーション作品などが代官山ヒルサイドテラスに並び、現地での最終審査にて各賞受賞者を決定。また、今年は「ArtSticker」協賛による特別賞も設ける。表彰式は会期初日の10月1日(火)に行われる。
表彰式当日は審査員による入場無料のトークショーも開催されるため、トークで語られる総評にも注目したい。
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