国内最大級の学生対象アートコンペ「CAF賞2021入選作品展」が代官山で開催へ。12組のファイナリストの作品を展示
国内最大級の学生向けアートコンペ「CAF賞2021入選作品展」が、11月24日~11月28日に東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催される。絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、インスタレーションなど12組のファイナリストによる入選作品を展示し最終審査を実施。各賞の受賞者が展覧会最終日に発表される。
国内最大級の学生対象アートコンペ「CAF賞2021入選作品展」が、11月24日~11月28日に東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催される。今年は絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、インスタレーションなど12組のファイナ
リストによる入選作品を展示。最終審査を経て、各賞の受賞者が展覧会最終日に発表される。
「CAF(Contemporary Art Foundation)賞」は、アートコレクターの前澤友作が会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団が主催するアワード。高校、大学、大学院、専門学校の学生を対象に、若手アーティスト育成を目的として2014年に始まった。これまで、川内理香子(2014年審査員賞)、井田幸昌(2016年審査員賞)、木村翔馬(2017年最優秀賞)などの若手アーティストが受賞している。
8回目の開催となる今年は昨年に引き続き、金澤韻(現代美術キュレーター)、名和晃平(彫刻家)、保坂健二朗(滋賀県立美術館ディレクター・館長)、岩渕貞哉(美術手帖総編集長)の4人が審査員を務める。
選出されるのは最優秀賞1名・審査員特別賞4名の合計5名で、最優秀賞1名には賞金100万円に加え、副賞として個展開催の機会が与えられる。また、審査員賞4名の賞金は各30万円、さらに入賞者・入選者の中から1名に海外渡航費用として、受賞賞金とは別に50万円を授与する。
今年の入選作家は以下のとおり。稲田和巳(筑波大学大学院)、乾真裕子 (東京藝術大学大学院)、オウギョウユウ(多摩美術大学大学院)、大里淳 (東京藝術大学大学院)、工藤時生(武蔵野美術大学大学院)、桒原幹治(東京藝術大学大学院)、佐藤菜々栄(多摩美術大学大学院)、 白川真吏(多摩美術大学)、羽田野皓紳(東京藝術大学大学院)、花形槙(多摩美術大学大学院)、藤生恭平(東京藝術大学大学院)、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE (多摩美術大学)。
審査員たちの厳正な評価によって選ばれた、学生たちによる珠玉の作品が一同に介する「CAF賞2021入選作品展」。新しい世代の表現がそろう同展に、ぜひ足を運んでもらいたい。