EXHIBITIONS
名和晃平 生成する表皮
彫刻家・名和晃平の個展「生成する表皮」が2会場で開催。十和田市現代美術館と、十和田市のまちなかに今年9月から開館予定の(仮称)地域交流センターにて、名和の過去作から新作まで多様な作品シリーズを展示し、その活動の変遷を紹介する。
名和は1975年生まれ。現在、京都を拠点に活動。「セル(細胞・粒)」で世界を認識するという独自の概念を軸に制作。ガラスや液体といった様々な素材や技法を横断しながら、彫刻の新たな在り方を一貫して追求してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など建築のプロジェクトも手がける。
また2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演するほか、18年にはフランス・ルーヴル美術館のピラミッド内にて彫刻作品《Throne》が特別展示された。
本展は、素材の探求を通じて彫刻の概念を拡張してきた名和の活動の変遷を、大学院生時代のドローイングシリーズ「Esquisse」や代表作の「PixCell」を含む多様な作品シリーズからたどる。さらに本展のために制作された最新作《Biomatrix(W)》や、美術館では初展示となる「White Code」シリーズの新作も見どころとなる。
いっぽう藤本壮介設計の(仮称)地域交流センターでは、名和の版画作品「Array - Black」シリーズの《Dot》や《Line》などを展示予定だ。
名和は1975年生まれ。現在、京都を拠点に活動。「セル(細胞・粒)」で世界を認識するという独自の概念を軸に制作。ガラスや液体といった様々な素材や技法を横断しながら、彫刻の新たな在り方を一貫して追求してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など建築のプロジェクトも手がける。
また2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演するほか、18年にはフランス・ルーヴル美術館のピラミッド内にて彫刻作品《Throne》が特別展示された。
本展は、素材の探求を通じて彫刻の概念を拡張してきた名和の活動の変遷を、大学院生時代のドローイングシリーズ「Esquisse」や代表作の「PixCell」を含む多様な作品シリーズからたどる。さらに本展のために制作された最新作《Biomatrix(W)》や、美術館では初展示となる「White Code」シリーズの新作も見どころとなる。
いっぽう藤本壮介設計の(仮称)地域交流センターでは、名和の版画作品「Array - Black」シリーズの《Dot》や《Line》などを展示予定だ。