EXHIBITIONS
松田将英「Magic Number」
アーティスト・松田将英の個展「Magic Number」が代々木のギャラリーTOHで開催される。新宿歌舞伎町のデカメロンとTOHで行う「新宿流転芸術祭」の一部であり、松田による初のNFTプロジェクト《THE LAUGHING MAN》のチャプター3に位置づけられる。
松田は1986年生まれ、東京とベルリンを拠点に活動。ネットパーソナリティを介した代替現実ゲームやパフォーマンスで注目され、2016年、匿名性と集合知をテーマとしたTwitterプロジェクト《サザエbot》で、アルス・エレクトロニカ賞の準グランプリ(デジタルコミュニティーズ部門)を受賞。ソーシャルメディア以降の主体や作者性を問い直し、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性をつくり出す実践として高い評価を受けた。以降、スマートフォンを1時間コインロッカーに預ける展覧会「White Magazine」(2019)や、ハッシュタグの投稿数で作品価格が決定する「超現代美術展」(2020)、東京オリンピックの会期に合わせて発表された《Ripples》(2021)など、時代に鋭く切り込むコンセプチュアルで詩的な実践を行っている。
《THE LAUGHING MAN》プロジェクトは、オンラインコミュニケーションでもっとも使用される絵文字「泣き笑い(Tears of Joy)」をモチーフに、J.D.サリンジャーの短編や『攻殻機動隊』で知られる「笑い男(Laughing Man)」の名を冠した作品シリーズだ。今年3月のNFTアートフェア「Meta Fair #01」でチャプター1が発表され、続いて4月にはチャプター2として、新宿・歌舞伎町アートスペース「デカメロン」の店先で、日本初となるNFT自動販売機《Lunatic Pandora》を設置している。
そして今回、初の個展形式での発表となる「Magic Number」は、NFT保有者(THE LAUGHING MAN CLUB会員)限定で公開。欧州で注目される、抽選によって議員を選ばれる「くじ引き民主主義」を題材に、分散型自律組織(DAO、Decentralized Authorized Organization)の可能性を探る。
「Magic Number」の概要は非公開となっており、会員限定のニュースレターや展覧会を通じて徐々に明かされていくという。3DイラストレーションはヴィジュアルアーティストのKai Yoshizawaが手がける。
松田は1986年生まれ、東京とベルリンを拠点に活動。ネットパーソナリティを介した代替現実ゲームやパフォーマンスで注目され、2016年、匿名性と集合知をテーマとしたTwitterプロジェクト《サザエbot》で、アルス・エレクトロニカ賞の準グランプリ(デジタルコミュニティーズ部門)を受賞。ソーシャルメディア以降の主体や作者性を問い直し、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性をつくり出す実践として高い評価を受けた。以降、スマートフォンを1時間コインロッカーに預ける展覧会「White Magazine」(2019)や、ハッシュタグの投稿数で作品価格が決定する「超現代美術展」(2020)、東京オリンピックの会期に合わせて発表された《Ripples》(2021)など、時代に鋭く切り込むコンセプチュアルで詩的な実践を行っている。
《THE LAUGHING MAN》プロジェクトは、オンラインコミュニケーションでもっとも使用される絵文字「泣き笑い(Tears of Joy)」をモチーフに、J.D.サリンジャーの短編や『攻殻機動隊』で知られる「笑い男(Laughing Man)」の名を冠した作品シリーズだ。今年3月のNFTアートフェア「Meta Fair #01」でチャプター1が発表され、続いて4月にはチャプター2として、新宿・歌舞伎町アートスペース「デカメロン」の店先で、日本初となるNFT自動販売機《Lunatic Pandora》を設置している。
そして今回、初の個展形式での発表となる「Magic Number」は、NFT保有者(THE LAUGHING MAN CLUB会員)限定で公開。欧州で注目される、抽選によって議員を選ばれる「くじ引き民主主義」を題材に、分散型自律組織(DAO、Decentralized Authorized Organization)の可能性を探る。
「Magic Number」の概要は非公開となっており、会員限定のニュースレターや展覧会を通じて徐々に明かされていくという。3DイラストレーションはヴィジュアルアーティストのKai Yoshizawaが手がける。