菅 雄嗣「liminal」

　MAHO KUBOTA GALLERYで、菅雄嗣の個展「liminal」が開催されている。

　菅は1988年長崎県生まれ、東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻を修了。モダニズム建築を想起させる構造を絵画に取り込むことで空間を意識させ、現代における空間主義的な実験を繰り広げている。

　本展では、現実と非現実のあいだを行き来するような不可思議な空間を示す「liminal space」という言葉をテーマに制作された新作が紹介されている。