EXHIBITIONS
細川護熙「京洛の四季」
ポーラ ミュージアム アネックスで、細川護熙の展覧会「京洛の四季」が開催されている。
細川は60歳を機に政界を引退した後、作陶や書画、油絵などの創作活動を開始した。近年は奈良・薬師寺慈恩殿「東と西の融合」障壁画や京都・龍安寺「雲龍図」襖絵など、大型障壁画の制作に数多く携わっている。
本展では、2014年に京都・建仁寺塔頭正伝永源院へ奉納された「四季山水図襖絵」を展示する。「知音」「渓聲」「秋氣」「聴雪」からなる全24面の襖絵は、京の四季折々の遠景がおもに墨をもって、ときに淡い色あいを添えて描かれている。細川が襖絵をはじめた初期の作品で、外部での公開はおよそ10年ぶりとなる。
本来は別々の間に据えられているが、本展覧会では24面すべてを見渡して鑑賞できるのも見どころのひとつと言える。あわせて蓮や花と虫をモチーフに、ここ数年制作を続けている漆絵作品も紹介する。
細川は60歳を機に政界を引退した後、作陶や書画、油絵などの創作活動を開始した。近年は奈良・薬師寺慈恩殿「東と西の融合」障壁画や京都・龍安寺「雲龍図」襖絵など、大型障壁画の制作に数多く携わっている。
本展では、2014年に京都・建仁寺塔頭正伝永源院へ奉納された「四季山水図襖絵」を展示する。「知音」「渓聲」「秋氣」「聴雪」からなる全24面の襖絵は、京の四季折々の遠景がおもに墨をもって、ときに淡い色あいを添えて描かれている。細川が襖絵をはじめた初期の作品で、外部での公開はおよそ10年ぶりとなる。
本来は別々の間に据えられているが、本展覧会では24面すべてを見渡して鑑賞できるのも見どころのひとつと言える。あわせて蓮や花と虫をモチーフに、ここ数年制作を続けている漆絵作品も紹介する。