EXHIBITIONS
アレック・ソス 部屋についての部屋
Alec Soth: A Room of Rooms
東京都写真美術館で、「アレック・ソス 部屋についての部屋」展が開催される。
アレック・ソスは1969年アメリカ生まれ。国際的な写真家集団、マグナム・フォトの正会員であり、生まれ育ったアメリカ中西部などを題材とした作品で、世界的に高い評価を受けてきた。
初期からソスはアメリカ国内を車で旅し、風景や出会った人々を大判カメラで撮影してきたが、出品作品シリーズのひとつ「I Know How Furiously Your Heart is Beating」ではそうしたロードトリップのスタイルではなく、舞踏家・振付家のアンナ・ハルプリン(1920〜2021)や、小説家のハニヤ・ヤナギハラ(1974〜)など世界各地に様々な人々を訪ね、その人が日々を過ごす部屋のなかで、ポートレートや個人的な持ち物を撮影。
ソスは「ポートレートや風景、静物などを定期的に撮影しているが、もっとも親しみを感じるのは室内の写真だ」と述べている。部屋とそこに暮らす人をテーマとするこのシリーズが、本展を生み出すきっかけとなった。
本展では、初期を代表するシリーズ「Sleeping by the Mississippi」から、今秋刊行の最新作「Advice for Young Artists」まで、約60点の作品を6つのセクションで紹介する。30年におよぶソスの歩みを振り返るだけでなく「部屋」をテーマにソスのこれまでの作品を編み直す、同館独自の試みとなる。
アレック・ソスは1969年アメリカ生まれ。国際的な写真家集団、マグナム・フォトの正会員であり、生まれ育ったアメリカ中西部などを題材とした作品で、世界的に高い評価を受けてきた。
初期からソスはアメリカ国内を車で旅し、風景や出会った人々を大判カメラで撮影してきたが、出品作品シリーズのひとつ「I Know How Furiously Your Heart is Beating」ではそうしたロードトリップのスタイルではなく、舞踏家・振付家のアンナ・ハルプリン(1920〜2021)や、小説家のハニヤ・ヤナギハラ(1974〜)など世界各地に様々な人々を訪ね、その人が日々を過ごす部屋のなかで、ポートレートや個人的な持ち物を撮影。
ソスは「ポートレートや風景、静物などを定期的に撮影しているが、もっとも親しみを感じるのは室内の写真だ」と述べている。部屋とそこに暮らす人をテーマとするこのシリーズが、本展を生み出すきっかけとなった。
本展では、初期を代表するシリーズ「Sleeping by the Mississippi」から、今秋刊行の最新作「Advice for Young Artists」まで、約60点の作品を6つのセクションで紹介する。30年におよぶソスの歩みを振り返るだけでなく「部屋」をテーマにソスのこれまでの作品を編み直す、同館独自の試みとなる。