中藤毅彦 写真展「DOWN ON THE STREET TOKYO 1995-2025」

　キヤノンギャラリーSで、中藤毅彦による写真展「DOWN ON THE STREET TOKYO 1995-2025」が開催されている。

　本展は、これまで30年以上にわたり、世界中の都市で街と人々が織りなす光景を撮影してきた写真家・中藤毅彦による展覧会だ。東京に生まれ育った中藤は、東京を「故郷という思いを持つには余りに巨大な、愛憎相半ばする場所」と表現。目まぐるしく変化し続ける東京という街で中藤がカメラを通して撮り続けてきたスナップは膨大な数に及び、いま現在もシャッターを切り続けている。

　会場では、これまで積み重ねてきた30年分の東京のスナップから約200点を展示。変わりゆく東京をとらえ続けてきた中藤がつくり上げる、迷宮のような作品群が並ぶ。展示作品は、すべてキヤノンのプリンターimagePROGRAF PROシリーズでプリントし、展示されている。