EXHIBITIONS

ポーラ ミュージアム アネックス展 2025

【前期】軌跡(ルーツ)を辿る/【後期】マテリアルの可能性

2025.02.07 - 03.09, 2025.03.14 - 04.13

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 ポーラ ミュージアム アネックスで「ポーラ ミュージアム アネックス展 2025」が開催されている。

 本展は、公益財団法人ポーラ美術振興財団の助成事業のひとつである若手芸術家の在外研修に対する助成(※)において、過去に研修を修了したアーティストを紹介する企画で、研修の成果を発表するとともに、アーティストに今後の制作活動につなげてほしいという趣旨から毎年開催されている。

 今回、前期展「軌跡(ルーツ)を辿る」では、鎌田友介・武田竜真・スクリプカリウ落合安奈ら様々な文化的背景を持つアーティストが自身の内面や感情、価値観などを掘り起こし、表現の原点を見出していく。

 後期展「マテリアルの可能性」では、入江早耶・安西剛・多田佳那子が自身の創造性を最大限に発揮して素材の特性を理解することで、その魅力を引き出しながら、これまでにないユニークな表現創出を追求。

 また、会期中の3月7日から3月9日は、国際的なアートの見本市「アートフェア東京」にも出展し、多くの人に作品を目にしてもらう機会を設けるとともに、作品の販売も予定。展覧会では、若手アーティストたちに発表の場を提供することで、制作活動を支援するとともに、現代アートの普及を目指す。

 ※若手芸術家の在外研修に対する助成事業とは、40歳未満のアーティストを対象に海外での研修を援助し、さらに活発な創作活動を奨励しようとするもののこと。