EXHIBITIONS

第8回テーマ展示

ウイマㇺレプンカ サンタン交易と蝦夷錦

2025.03.15 - 05.18
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 国立アイヌ民族博物館で「ウイマㇺレプンカ サンタン交易と蝦夷錦」が開催されている。

 北海道や樺太(サハリン)、ロシア極東地域の先住民族は、17世紀から19世紀にかけてサンタン交易と呼ばれるネットワークを通じて様々なものを流通させ、その交易ルートは「北東アジアのシルクロード」とも呼ばれる。このネットワークを通じてもたらされた代表的なものが、中国の官服である蝦夷錦・サンタン服やその反物だ。

 本展では、その蝦夷錦・サンタン服を中心に、ガラス玉や銭貨など、アイヌ文化にもたらされた中国製品とほかの先住民族との交流について紹介している。