EXHIBITIONS

松屋創業150周年記念

利休のかたち

―継承されるデザインと心 展

松屋銀座8階イベントスクエア
2019.12.27 - 2020.01.20

赤樂茶碗 銘 白鷺 長次郎作 裏千家今日庵蔵

重要美術品 唐物尻膨茶入 利休尻膨 永青文庫蔵 ※展示期間:2020年1月11日~20日


黒塗小丸椀(飯・汁) 八代中村宗哲作

 松屋銀座は新春に「和」をテーマとした展覧会を毎年開催。2020年は創業150周年を記念し、「千利休のかたち」と題して、茶の湯の大成者・千利休にまつわる道具の「かたち」とその継承に焦点を当てる。
  
 茶の湯に用いられる道具のなかで「利休好み」や「利休形」などと冠されるものは、利休が見出した品々または利休の創意による道具などに由来。いずれも日本文化の礎のひとつである茶の湯を築いた、利休の「かたち」を今日までに受け継いでいる。

 本展では、利休が好み、生み出した作品を通して、その美意識と作意を紹介。また千家道具の制作に携わった職家の人々が、利休の「好み」や「型」を道標としてつくり伝えてきた様々な作品約80件を、文献史料とともに展示する。