EXHIBITIONS
青木陵子 + 伊藤存 展「変化する自由分子のWORKSHOP」
現代アーティストの青木陵子と伊藤存の共同作品を集めた展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」がワタリウム美術館で開催される。
動植物や日常の断片、幾何学模様などをイメージの連鎖で描き、その素描を組み合わせた作品を発表する青木と、刺繍の作品をはじめとして、アニメーション、ドローイング、彫刻作品を制作する伊藤。2人が2000年から始めたアニメーションのシリーズは「9才までの境地」という作品となり、人の情緒が育つように成長を続けている。
2017年のリボーンアート・フェスティバルでは、宮城県牡鹿半島にある小さな無人の浜に、京都から持ち込んだそれぞれの作品、土や樹皮などのそのばで採取した材料から作った作品、煮炊きをしていた石でできたコンロなどを混存させ、「人がつくる」ことそのものと自然のみがある空間《浜と手と脳》をつくり上げた。
19年の開催時には網地島を舞台に、かつての駄菓子屋を修復して、島の空き家で発見したものに様々なつくる手を加えたものを商品として販売する店「メタモルフォーセス」を展開。また、島の漁師がもとは畑として使っていた土地に、島の資源を活かしながら、畑でいちから作物をつくるように作品化した《海に浮かぶ畑》など、「人がつくる」ことから様々に人と関係する「つくるをふやす」作品は手がけてきた。
本展は、青木と伊藤のこれまでの共作と、「メタモルフォーセス」から始まった様々な人との流動をワークショップのように構成。人の手の不思議、自然との対話、時間を超えた普遍性など、「人がつくる」ことの可能性を広げる2人の作品を紹介する。
※ワタリウム美術館は5月27日より再開し、本展の会期を8月30日まで延長して開催(当初の会期は3月29日~6月14日)。最新情報および来館にあたっての注意事項は、公式ウェブサイトにて案内。
動植物や日常の断片、幾何学模様などをイメージの連鎖で描き、その素描を組み合わせた作品を発表する青木と、刺繍の作品をはじめとして、アニメーション、ドローイング、彫刻作品を制作する伊藤。2人が2000年から始めたアニメーションのシリーズは「9才までの境地」という作品となり、人の情緒が育つように成長を続けている。
2017年のリボーンアート・フェスティバルでは、宮城県牡鹿半島にある小さな無人の浜に、京都から持ち込んだそれぞれの作品、土や樹皮などのそのばで採取した材料から作った作品、煮炊きをしていた石でできたコンロなどを混存させ、「人がつくる」ことそのものと自然のみがある空間《浜と手と脳》をつくり上げた。
19年の開催時には網地島を舞台に、かつての駄菓子屋を修復して、島の空き家で発見したものに様々なつくる手を加えたものを商品として販売する店「メタモルフォーセス」を展開。また、島の漁師がもとは畑として使っていた土地に、島の資源を活かしながら、畑でいちから作物をつくるように作品化した《海に浮かぶ畑》など、「人がつくる」ことから様々に人と関係する「つくるをふやす」作品は手がけてきた。
本展は、青木と伊藤のこれまでの共作と、「メタモルフォーセス」から始まった様々な人との流動をワークショップのように構成。人の手の不思議、自然との対話、時間を超えた普遍性など、「人がつくる」ことの可能性を広げる2人の作品を紹介する。
※ワタリウム美術館は5月27日より再開し、本展の会期を8月30日まで延長して開催(当初の会期は3月29日~6月14日)。最新情報および来館にあたっての注意事項は、公式ウェブサイトにて案内。