EXHIBITIONS

飯山由貴「生きている百の物語」

2020.07.11 - 08.16
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「瀬戸内国際芸術祭2016」(宮浦ギャラリー六区・直島)での展示風景 撮影=加藤健

 アーティスト・飯山由貴の個展がWAITINGROOMで開催。本展は、飯山が参加するヨコハマトリエンナーレ2020(7月17日〜10月11日)と同時開催で企画された特別個展となる。

 飯山由貴は1988年神奈川県生まれ。2013年に東京藝術大学大学院・美術研究科・油画専攻を修了。現在は神奈川県と東京都を拠点に活動を行う。飯山は、他者の制作した記録物や話された言葉を起点に個人と社会/歴史との関係を考察し、その過程で汲み上げられていくドキュメンタリーと作家自身が見る世界の交差点を、写真や映像、実際の記録やそれにまつわるテキスト、オブジェなど、それらを組み合わせたインスタレーション作品を通して表現している。

 本展では、16年の瀬戸内国際芸術祭で発表した《生きている百物語》を、タイトルは《生きている百の物語》に変更し、ギャラリー内に再構成。瀬戸内の島々に住む人々から集めた「不思議な話」が書かれた複数枚のパネルと、取材を通して注目することになった男性が20年以上行っているある行為を記録した映像をデュアルスクリーンに投影した作品が、ひとつのインスタレーション作品として展示される。

 なおヨコハマトリエンナーレ2020では、新作の映像インスタレーションを発表予定。