10周年記念グループ展「10TH」

　WAITINGROOMは、開廊10周年を記念したグループ展「10TH」を開催。会期を前期と後期に分け、前期は平面作品のグループ展、後期は映像作品を上映形式で紹介する映像のグループ展となる。

　WAITINGROOMは、様々なメディアを横断しながら表現する、最新鋭のコンテンポラリーアートを紹介するべくオープン。「ギャラリーは入りづらい」というイメージを一掃するために、ギャラリーの名前にもなっている「WAITINGROOM（待合室）」という性格に焦点を当て、鑑賞者とギャラリスト、アーティストのあいだに自然と会話が生まれるような雰囲気づくりに注力してきた。

　本展には、所属作家やこれまでWAITINGROOMで展覧会を開催した作家など、総勢9名が参加。前期（10月9日〜25日）には、エキソニモ、大久保紗也、川内理香子、川辺ナホ、土取郁香が、後期（10月28日〜11月15日）には、飯山由貴、伊東宣明、川辺ナホ、柴田祐輔、三宅砂織の作品が展示される。

　また、10周年記念展のオープンにあわせて、WAITINGROOMのウェブサイトもリニューアル・オープン。オンライン上でのみ紹介する作品や記事を掲載する「VIEWINGROOM（ビューイングルーム）」も開設する。