EXHIBITIONS
ダニエル・アーシャム × ポケモン
時の波紋
「ダニエル・アーシャム × ポケモン 時の波紋」がNANZUKA UNDERGROUNDで開催される。本プロジェクトは、株式会社ポケモンとのコラボレーションによるアートプロジェクト第3弾のひとつ。NANZUKA UNDERGROUNDのほか、NANZUKA 2G、3110NZ by LDH kitchen、草月会館 草月プラザ、六本木ヒルズ 66プラザの都内5ヶ所で展開される。
ダニエル・アーシャムは1980年オハイオ州生まれ。クーパーユニオンを卒業し、現在はニューヨークを拠点に活動。「Fictional Archeology(フィクションとしての考古学)」をコンセプトとしたその作品は、立体からペインティング、インスタレーション、パフォーマンスまで多岐にわたり、世界中の数多くの美術館や国際展などで発表されている。
「ダニエル・アーシャム × ポケモン」の第3弾となる今回は、5つの展覧会によって構成される。NANZUKA UNDERGROUND「時の波紋」(2月12日~3月27日)では、1997年放送のテレビアニメ『ポケットモンスター』から総監督を務め、現在クリエイティブスーパーバイザーとして現場を見守る湯山邦彦とコラボレーション。約2年の歳月をかけて制作された、アート作品としてのショートアニメーション《“A Ripple in Time” by Pokémon x Daniel Arsham》を発表する。加えて、今回のアニメーション制作をきっかけに生まれた多彩なぺインティングも並ぶ。
渋谷PARCO2階のNANZUKA 2Gでは、アーシャムの作品のなかの「時間」という概念について暗示した「げんしのちから:遺跡に潜む」(2月11日〜3月6日)をタイトルに、幻のポケモン・ミュウを中心とした新作を展開。中目黒の3110NZ by LDH kitchen「フィールド・リサーチ」(2月8日〜3月6日)では、結晶化したポケモンに関するアーシャムのフィールド・リサーチとその記録を展示する。
いっぽう草月プラザ(草月会館1階)では「草むらに潜む」(2月11日〜20日)として、イサム・ノグチによる石庭におけるインスタレーションや、小島鉄平の盆栽の側に特別なポケモンたちが出現。そして六本木ヒルズ 66プラザ「ポケモン:未来の過去」(〜2月26日)では、ピカチュウ、プリン、ヒトカゲ、カラカラ、ミュウツー、そしてトレーナーとピカチュウの総勢6体の大型ブロンズ製の作品が、期間限定のパブリック・アートとして設置される。
アーシャムは、今回のプロジェクトに寄せて次のように語っている。「僕はポケモンとともに育ったと言えるでしょうね、子供の頃にはポケモンカードを集めていました。それにポケモンは僕の子供たちの子供時代にも存在しています。彼らもポケモンが大好きなのです。これはポケモンの普遍的な性質を物語っていて、ある意味本当に信じられないような想像の宇宙が、僕や僕の子供たちのためにつくられているように感じています」(ダニエル・アーシャム、インタビュアー・原田真千子)。
なお本展に合わせて、本プロジェクトを取りまとめた作品集『ダニエル・アーシャムのポケモン図鑑』(美術出版社)が刊行。また、渋谷パルコ2階のスタジオ2Gにおいて、アパレルなど関連商品が販売される。
ダニエル・アーシャムは1980年オハイオ州生まれ。クーパーユニオンを卒業し、現在はニューヨークを拠点に活動。「Fictional Archeology(フィクションとしての考古学)」をコンセプトとしたその作品は、立体からペインティング、インスタレーション、パフォーマンスまで多岐にわたり、世界中の数多くの美術館や国際展などで発表されている。
「ダニエル・アーシャム × ポケモン」の第3弾となる今回は、5つの展覧会によって構成される。NANZUKA UNDERGROUND「時の波紋」(2月12日~3月27日)では、1997年放送のテレビアニメ『ポケットモンスター』から総監督を務め、現在クリエイティブスーパーバイザーとして現場を見守る湯山邦彦とコラボレーション。約2年の歳月をかけて制作された、アート作品としてのショートアニメーション《“A Ripple in Time” by Pokémon x Daniel Arsham》を発表する。加えて、今回のアニメーション制作をきっかけに生まれた多彩なぺインティングも並ぶ。
渋谷PARCO2階のNANZUKA 2Gでは、アーシャムの作品のなかの「時間」という概念について暗示した「げんしのちから:遺跡に潜む」(2月11日〜3月6日)をタイトルに、幻のポケモン・ミュウを中心とした新作を展開。中目黒の3110NZ by LDH kitchen「フィールド・リサーチ」(2月8日〜3月6日)では、結晶化したポケモンに関するアーシャムのフィールド・リサーチとその記録を展示する。
いっぽう草月プラザ(草月会館1階)では「草むらに潜む」(2月11日〜20日)として、イサム・ノグチによる石庭におけるインスタレーションや、小島鉄平の盆栽の側に特別なポケモンたちが出現。そして六本木ヒルズ 66プラザ「ポケモン:未来の過去」(〜2月26日)では、ピカチュウ、プリン、ヒトカゲ、カラカラ、ミュウツー、そしてトレーナーとピカチュウの総勢6体の大型ブロンズ製の作品が、期間限定のパブリック・アートとして設置される。
アーシャムは、今回のプロジェクトに寄せて次のように語っている。「僕はポケモンとともに育ったと言えるでしょうね、子供の頃にはポケモンカードを集めていました。それにポケモンは僕の子供たちの子供時代にも存在しています。彼らもポケモンが大好きなのです。これはポケモンの普遍的な性質を物語っていて、ある意味本当に信じられないような想像の宇宙が、僕や僕の子供たちのためにつくられているように感じています」(ダニエル・アーシャム、インタビュアー・原田真千子)。
なお本展に合わせて、本プロジェクトを取りまとめた作品集『ダニエル・アーシャムのポケモン図鑑』(美術出版社)が刊行。また、渋谷パルコ2階のスタジオ2Gにおいて、アパレルなど関連商品が販売される。