「クウキ」を考える。都美館でTWS主催の若手グループ展開催
東京都美術館(上野)にて、トーキョーワンダーサイトが主催する、若手アーティスト3名によるグループ展「クウキのおもさ」が開催される。会期は2月18日〜3月5日。
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本郷、渋谷と墨田区に3つの拠点を持ち、公募展の開催やレジデンスなど、若手アーティストの支援事業を行ってきたトーキョーワンダーサイト(TWS)。本展は、TWSの事業に参加した若手アーティストを継続的に支援するプログラム「TWS-NEXT」の一環として開催される。
東京都美術館が会場となる本展のタイトルは「クウキのおもさ」。他者や物、自然との関わりのなかで生まれる「空気感」を表現した「クウキ」という言葉をキーワードに、人間の関係性や社会にアプローチするアーティストたちを紹介する。
出品作家は、世の中のあらゆるものが異なる「世界」をもつととらえて活動する青木真莉子、日常の事物や市井の人々の歴史や営みにスポットを当てる伊藤久也、コミュニケーションの「型」に着目して映画などを制作している友政麻理子。会期中には、アーティストトークやイベントも予定されている。