Ittah Yoda(イッタ・ヨダ)の日本初個展をチェック。気鋭のアーティストデュオが提示する、新しい視覚体験とは?
アーティストデュオIttah Yoda(イッタ・ヨダ)の日本初となる個展「body alights - a fragmented memory|降下する身体 記憶の断片」が、東京・新宿のSprout Curationで開催される。会期は12月15日~2019年1月25日。
Ittah Yoda(イッタ・ヨダ)は、ヴァージル・イッタ(1981年パリ生まれ)とカイ・ヨダ(82年東京生まれ)によるアーティストデュオ。ふたりはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでそれぞれ彫刻と写真を学び、2015年頃からイッタ・ヨダとして活動を始めた。
メッシュやシリコン、3Dプリンタなど先進的な素材・技術を扱いつつ、同時に普遍的でクラシカルな技法を用いる彼らのスタイルは、ベルリン、ロンドンをはじめヨーロッパ各地の展覧会で注目を集めている。
日本では、2017年にスプラウト・キュレーション企画の展覧会「ポスト・リビングルーム」(渋谷ヒカリエ 8/ CUBE1, 2, 3)に参加。光によって色が変化し続ける特殊なピグメントを使い、浮遊感に満ちた作品を発表した。
今回の「body alights - a fragmented memory|降下する身体 記憶の断片」は、イッタ・ヨダの日本初となる個展。より進化した彫刻作品をはじめ、VRデバイスなどを用いた新しい視覚体験をもたらすインスタレーションを展示する。