初公開作品も。舘鼻則孝の新作個展「It’s always the others who die」がポーラ ミュージアム アネックスで開催
花魁の高下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」などで知られるアーティスト・舘鼻則孝の新作個展が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催。会期は11月22日~12月22日。
日本の伝統文化を現代に表現するアーティスト・舘鼻則孝。レディー・ガガが着用して一躍脚光を浴びた「ヒールレスシューズ」の最新作をはじめ、初公開作品含む新作20点で構成される個展が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。会期は11月22日~12月22日。
「作家としての創作活動と、人としての一生という一対の視点の行方にあるひとつの死への意識が、生み出すということに対しての私の原動力に他ならない」と語る舘鼻。本展では、作家の主題とも言える「日本独自の死生観」をもとに、職人によって仕上げられた225本の矢を用いて制作した新作《アローズ》が初公開される。
近年精力的に取り組んでいるペインティングシリーズからは、作家史上最大となる横幅6メートルにも及ぶ大型作品が展示。加えて、ポーラ銀座ビル1階のウィンドウディスプレイには、クリスマスシーズンに合わせて《ベビーヒールレスシューズ》を展示するインスタレーションが設置される。ギャラリー展示と合わせてチェックしたい。