コロナ禍が生んだ個人的な自画像。クレア・タブレの日本初個展がペロタン東京で開催
東京・六本木のペロタン東京で、ロサンゼルスを拠点に活動するフランス人アーティスト、クレア・タブレの新作個展「LOCKDOWN SELF-PORTRAITS」が開催される。会期は11月19日〜12月31日。
東京・六本木のペロタン東京で、ロサンゼルスを拠点に活動するフランス人アーティスト、クレア・タブレの新作個展「LOCKDOWN SELF-PORTRAITS」が開催される。会期は11月19日〜12月31日。
タブレは1981年フランス・ペルチュワ生まれ。現在はロサンゼルスを拠点に活動しており、10年ほど前から自画像を積極的に制作してきた。タブレの日本初個展となる「LOCKDOWN SELF-PORTRAITS」では、ロックダウン(都市封鎖)の最中に制作された、作家の個人的な姿を描いた新作を発表する。
タブレはこれまで、ふたり以上の人物の関係性に焦点を当てた作品を数多く制作してきた。しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの流行により、人々が集まる機会が減少。タブレは自身と鑑賞者との間のダイナミクスに焦点を当て、一連の作品をつくり上げた。
本展ではペインティングのほかにも、新作のモノプリントのシリーズも発表。タブレは一連の作品について次のようにコメントしている。「今ここに存在していることへの不安感があり、それが作品に反映されている」。