藤森照信、妹島和世、藤本壮介、石上純也、平田晃久、藤原徹平、会田誠、草間彌生が独自のパビリオンを都内で発表。「パビリオン・トウキョウ2021」とは?
日本人の建築家6名とアーティスト2名がそれぞれ独自のパビリオンを設計し、新国立競技場を中心とするエリアに設置。未来の建築やアートとして紹介するプロジェクト、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「パビリオン・トウキョウ2021」が今年7月1日から始まる。
藤森照信、妹島和世、藤本壮介、石上純也、平田晃久、藤原徹平、会田誠、草間彌生によるパヴィリオンが都内8ヶ所に設置されるTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「パビリオン・トウキョウ 2021」が、7月1日よりスタートする。
この「パビリオン・トウキョウ 2021」は東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主導するもので、国際的に活躍する日本人建築家6名とアーティスト2名に、それぞれ独自のパビリオンの設計を依頼。各パビリオンを新国立競技場を中心とする半径約3km圏内のエリアに設置し、未来の建築やアートとして紹介するというもの。
例えば藤森照信は茶室「五庵」(仮)を新国立競技場の目の前に設置。また妹島和世は水面に空を映しながら、庭の中をさらさら流れる曲水のような「水のパビリオン(仮)」を、藤本壮介は浮かぶ雲をイメージさせる「Cloud Pavilion(仮)」を手がける。
アーティストの会田誠は、段ボールとブルーシートでできた2つの城「東京城(仮)」を計画しており、これは会田が1995年に発表した「新宿城」を連想させる。なお草間彌生については現時点でプランは明らかになっていない。