サメの彫刻やNFT作品も。空山基の没入型個展「SORAYAMA SHARK」が中国・広州で開催中
空山基の大規模な没入型個展「SORAYAMA SHARK」が、中国・広州のアートスペース「chi K11」で開催中。本展では、空山がサメをモチーフにした新作の彫刻作品《Untitled_Giant Shark》が世界で初公開されており、一部の作品はNFT化してブロックチェーン上で認証されている。会期は11月1日まで。
空山基の中国・華南地区における初の没入型個展「SORAYAMA SHARK」が、11月1日まで広東省広州のアートスペース「chi K11」で開催されている。
本展では、空山がサメをモチーフにした新作の彫刻作品《Untitled_Giant Shark》が世界で初公開。約1000平米におよぶ展示スペースは本作を手がかりに、「Sinking」「Deep Sea」「Swimming」「Train」という4つの異なるテーマで展開されている。鑑賞者は超現実的な乗り物に搭乗し、架空の深海や時空を舞台に空山の作品世界を体感できる。
例えば1階では、鑑賞者を深海へと誘うように設計されたデジタルマリンシーンが展開。3階のスペースでは、空山が作品を制作し始めた当初の社会環境を思い出すためのレトロな列車が再現されている。
chi K11とNANZUKAギャラリー、ブロックチェーンプラットフォーム「ZHEN.」が共同で企画した本展では、一部の作品がNFT化されており、ZHEN.のプラットフォーム上で認証されている。また、同館4階では空山をテーマにした特別ショップも開設。スケートボードやサーフボードなどの限定商品が販売されている。