山武市百年後芸術祭が開催。ディレクターはアーティスト・保良雄
千葉県山武市で、千葉県誕生150周年記念事業の⼀環として山武市百年後芸術祭が開催される。会期は4月27日〜5月19日。
⼭武市百年後芸術祭実⾏委員会は、千葉県誕⽣150周年記念事業の⼀環として、4⽉27⽇から5⽉19⽇にかけて⼭武市百年後芸術祭を開催する。
この芸術祭は、アートと⾳楽を通じて、鑑賞者とともに、これまでの100年を考えることで現在を考え、更にこれからの100年を想像する機会を提供するものだという。総合ディレクターは、内房総5市で開催中の「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」の総合ディレクターでもある小林武史。ディレクターは、森美術館「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(2023-24)や銀座メゾンエルメスフォーラム「つかの間の停泊者」展(2024)に参加し注⽬を集めた保良雄が務める。
参加作家は、伊藤左千夫、井上修志、梅⽥哲也、⼤塚諒平、折原智江、加藤泉、橘⽥優⼦(kitta 主宰)、⼩林清乃、SIDE CORE、塩原有佳、庄司朝美、Zennyan(⽥井中 善意)、⽴⽯従寛、藤⽣恭平、MANTLE(伊阪柊+中村壮志)、光岡幸⼀、保良雄の17組。独⾃の視点によって⼭武市の歴史‧⾵⼟‧⽂化を⾒つめて制作した作品などを市内の4エリア(JR成東駅周辺エリア、柴原エリア、⼭武市歴史⺠俗資料館エリア、九⼗九⾥浜エリア)で発表する。
九⼗九⾥浜エリアでは、橘⽥優⼦(kitta 主宰)による、最⻑約100mの琉球藍を染料とした藍⾊の旗のインスタレーションも予定。また作品展⽰関連企画として、梅⽥哲也によるパフォーマンス、⼤塚諒平による梅⼲しづくりワークショップも開催予定だ。
アート作品展⽰に加え、⼩林武史が多彩なジャンルで活躍するチェリストの四家卯⼤とライブも実施。成東‧東⾦⾷⾍植物群落で⾳楽ライブが開催されるのは初の試みとなる。また和楽器集団・切腹ピストルズは、九⼗九⾥浜に向かって⽥植えシーズンの九⼗九⾥平野を練り歩くパフォーマンスを予定しているという。