パナソニック 汐留ミュージアムが館名を変更。4月1日付けで「パナソニック汐留美術館」に
東京・汐留にあるパナソニック 汐留ミュージアムは、4月1日付けで館名を「パナソニック汐留美術館」に変更すると発表した。
パナソニックの企業美術館、パナソニック 汐留ミュージアムは、2019年4月1日付けで同館名称を「パナソニック汐留美術館」に変更すると発表した。
同館の開館は2003年4月。パナソニック東京汐留ビル4階に位置し、パナソニックの事業と関わりの深い「建築・住まい」「工芸・デザイン」、そして20世紀フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)をテーマとした企画展を、過去71回にわたり開催。加えて同社が収集・所蔵してきた、油彩画や代表的な版画作品集を含むルオーのコレクション約240点の中から常設展示を行っている。
館名変更のタイミングである19年4月には、フランス象徴主義を代表する画家、ギュスターヴ・モローの作品を一堂に紹介する大規模展覧会「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」が予定されている。
同社は今回の館名変更について、「パナソニックの企業美術館としてブランド価値向上と社会貢献活動拡充に取り組んでいきます」としている。
なお最近の美術館名変更事例として、ブリヂストン美術館が「アーティゾン美術館」として2020年1月を目処にオープン(館名変更は19年7月1日予定)。また東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館が2020年5月の新館開館に伴い、美術館名変更を予定している。