草間彌生美術館の次回展は「幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限」。日本初公開のカボチャも
東京・新宿の草間彌生美術館が、次回展の詳細を公開した。「幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限」では、日本初公開のステンレス製カボチャの立体作品などが発表される。会期は4月4日〜8月31日。
2017年10月に東京・新宿区に開館した草間彌生の個人美術館「草間彌生美術館」で、4回目となる企画展「幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限」が開催される。
本展では、「無限の網」シリーズの初期作品および当時の制作の様子がわかる写真・資料を展示。1959年に初めて発表された、網目が反復する「無限の網」は、抽象表現主義が隆盛を迎えていた当時のニューヨークで高く評価され、草間は前衛芸術家としてのキャリアを彼の地で華々しくスタートさせた。まさに草間を代表するシリーズのひとつだ。
加えて本展では、最新の絵画シリーズである「わが永遠の魂」や、初公開となる梯子のインスタレーション、日本初公開のステンレス製かぼちゃ立体作品もあわせて展示。永遠で無限の広がりを持つ作品世界を、美術館に展開する。