野口里佳、木村和平、山本昌男が語る「写真」。木村朗子を聞き手に迎えたトークセッションがスパイラルで開催
自身も写真家である木村朗子を聞き手に迎え、「『写真/光をうけとる』トークセッションーもうひとつの写真に触れる」が東京・表参道のスパイラルで開催される。ゲストは野口里佳(8月8日)、木村和平(9月12日)、山本昌男(10月10日)の3名。
スパイラルが2015年にスタートしたエデュケーション・プログラム「Spiral Schole」。その一環として、写真をテーマとした「『写真/光をうけとる』トークセッションーもうひとつの写真に触れる」が開催される。ゲストは野口里佳、木村和平、山本昌男の3名で、聞き手を務めるのは自身も写真家の木村朗子。
野口は1971年生まれ、94年日本大学芸術学部写真学科卒業。12年間のベルリン滞在を経て、現在は沖縄を拠点に活動を行う。「フジヤマ」「星の色」などのシリーズに見られる微視と巨視を行き来するような独自の視点、そして詩情豊かな表現力は、国内外で高い評価を集めてきた。
木村は1993年生まれ。2018年に第19回「写真 1_WALL」審査員奨励賞を受賞、今年5月に個展「袖幕/灯台」(B gallery)を開催。近年では映画『愛がなんだ』のビジュアル・劇中写真や、ミュージックビデオの監督といった仕事でも知られている。
山本は1957年生まれ。16歳から写真を撮り始め、絵画の勉強を経て写真家としての活動を開始。初期から一貫してモノクロームによる制作を行い、静謐かつ詩的な作風で知られてきた。今年1月には個展「BONSAI 手中一滴」(ミヅマアートギャラリー)を行い、10月からは清里フォトアートミュージアムで個展を開催する。
作家の言葉を身近に聞き、作品の豊かさや自由さを共有することを目的とした今回のトークセッション。参加者を交えたワークショップや、交流会の開催も予定されている。