横浜美術館館長・蔵屋美香、疫病退散の「アマビエ」イラストで所蔵品を紹介?
疫病退散の言い伝えがある妖怪「アマビエ」。横浜美術館館長の蔵屋美香が、そのイラストを美術館の所蔵作品とともに描いたものがSNSに投稿された。
疫病退散の言い伝えがある妖怪「アマビエ」が休館中の美術館で作品を鑑賞──そんなユーモラスなイラストが、横浜美術館によってSNSに投稿された。
休館中の横浜美術館ですが、海に近いこともあって、知らぬ間にお客さんが一人(一匹?)しのびこんだようです。美術館を護ってくれているようなので、皆さまにも蔵屋館長のイラストでおすそ分けです。https://t.co/NGKiK47lz0 #yokobi pic.twitter.com/I3r2tv6hG0
— 横浜美術館 (@yokobi_tweet) April 17, 2020
このイラストを描いたのは、今年4月に館長に就任した蔵屋美香。同館が所蔵するピカソ作品のうちのひとつであり、コレクション展で展示中の《ひじかけ椅子で眠る女》(1927)と「アマビエ」が似ていることを1枚の絵のなかに表現した。館長の在宅勤務で生まれた作品だという。
なお同館は新型コロナウイルスの影響で当面のあいだ全面休館。5月24日まで予定されていた「横浜美術館コレクション展」「澄川喜一 そりとむくり」も中断されたままとなっている。蔵屋のイラストで同館再開の日が早まることを願うばかりだ。