休館中の草間彌生美術館が展覧会を動画で紹介。「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」を #StayHome で鑑賞しよう
新型コロナウイルスの影響により、5月27日までの予定で臨時休館をしている草間彌生美術館。開催休止となっている初のグループ展「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」の紹介動画を、ウェブサイトで公開している。
5月27日までの予定で臨時休館中の草間彌生美術館。会期途中の同館初のグループ展「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」を紹介する動画が、期間限定でウェブサイトから見ることができる。
「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」は、1960年代に草間がヨーロッパで活動するきっかけとなったアーティスト・ネットワーク「ゼロ」の活動をとりあげ、草間の作品とともに展示することで、両者の活動に光を当てる展覧会。グループとしての「ゼロ」のメンバーであるハインツ・マック、オットー・ピーネ、ギュンター・ユッカーの作品や、「ゼロ」の表現に強い影響を与えたルーチョ・フォンタナ、イヴ・クラインといった作家の作品を展示する。
動画では展示風景とともに、これらの展示作品の細部もアップの映像で紹介。実作品に近づいたときのように、ディティールがつぶさにわかるように工夫されている。
また、同展で世界初公開された草間の新作《無限なる天国への憧れ》(2020)も、動画で紹介されている。カラフルな電球の明滅と合わせ鏡がつくり出すその空間も、動画で擬似的に体験できる。
同館は、5月28日から予定どおり開館できるかどうかは状況により判断するとしている。それまでは、こちらの動画で展覧会を楽しんでみてはいかがだろうか。