第27回のTARO賞が入選者を発表。22組が入選
岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)が、第27回の入選者22組を発表した。
岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立された岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)。第27回の入選者が発表された。
今回は、621点の応募のなかから22組が入選。入選者は以下の通り。
池田武史、大河原健太、長雪恵、遅四グランプリ実行委員会、小山恭史、クレメンタイン・ナット、月光社、小山久美子、GORILLA PARK、鈴木のぞみ、ZENG HUIRU、タツルハタヤマ、 つん、野村絵梨、林楷人、フロリアン・ガデン、三角瞳、村尾かずこ、村上力、横岑竜之、横山豊蘭、李函樳
各入選者には賞金10万円が授与。その後、最終審査を経て2024年2月16日の授賞式当日に、岡本太郎賞(1名)、岡本敏子賞(1名)、特別賞(若干名)が決定される。
これまで、小沢剛や山口晃、風間サチコ、梅津庸一、キュンチョメ、サエボーグ、檜皮一彦などのアーティストたちを発掘してきたTARO賞。2023年度は岡本太郎賞、敏子賞ともに受賞者なしとなり、驚きを与えた。今回の大賞は誰の手に渡されるのか、注目したい。